渡り廊下の施工
天文台を建設するに当たり、最初に施工を行ったのが渡り廊下です。
当時、天文台設置場所には(壊れて使えなくなった)天日タンクがありました。まぁ、許された場所が・・・ここしかないわけでして、これを退かしての施工をしないといけません。建設予定場所は、ちょうど両側に家の屋根がついていたので、北東・南西の風はカバーできる形になっていました。ただし、ただしですよ・・・古い母屋の二階と併設して建つわけですので、スリットとの取り合いを気をつけないといけないわけです。しかしながら、これはちょっとミスってしまいまして、完成後に下開きの扉と屋根がこすり合わさることになってしまいました。ドーム基礎の土台の高さ+ドームのスリットまでの高さが、屋根の高さに足りなかったんですね。スリットが、横開きのドームならこんなことは関係ないんですがね。こいつは失敗しました。
ま、それはともかく、施工に先立って、アンテナの撤去作業を行いました。