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My 天体観測所建設記録 天文台その後 観測機器の紹介 観測紹介

StarDome MOMO 観測紹介

天文台を開所してもうすぐ10年が経とうとしています。開所時は、2003年火星の大接近から幕を開けましたが、開所時は姫路にいたこともあり、たいした活躍をしていませんでした。
その後しばらく銀河や星雲の写真を撮り、当ホームページ目玉のメシエ全天体を制覇して星空の中のメシエ天体を紹介するページも作りましたが、ここまででした。
そのうち、写真の腕も上がらないので・・・何か(観測みたいなテーマは)ないかなぁと思いながらの数年間から、現在行っている観測を紹介するコーナーです。
今は、ノートかブログに日々の観測状況を記録するようにしています。将来、読み返したときに何かのヒントになるのではないかと思いながら・・・わっはっは

ふっくんの天体観測日記

1.HRO測定

これは、実際のところGPS用に使っているパソコンがGPS受信とHROの受信をしているだけです。HROは50MHzのアンテナを上げての観測ですが、データは埃をかぶっています。もったいないなぁと思いつつ、これが現実です。もう10年近くやっています。やっているというか、止めていないだけです。
誰か、この眠っているデータを有効活用してくれないかなぁと思っています。
何か対外的に使われるときに、出所だけはっきりさせていただければと思っています。
と、他人任せにせずに、少しは自分で解析していきたいと考えています。いつになったらできるのか?
・・・時間をくれ〜^^;

2.MISAO Projectへの参加

神奈川県の吉田さんが主宰しているMISAOプロジェクトに2008年ごろから参加しています。これは、個人が行っているサーベイ観測や数多のCCD画像の中から、今まで知られていない変光星(や新天体)を見つけるプロジェクトです。
変光星の観測というのは、結構色々なサイトで紹介されています。また、個人が(何か)観測したいという気持ちを結構手軽に満たしてくれるものだと思います。

私は主に、長周期変光星と考えられている星についてその光度変化と周期の確定を目的に観測をしています。
当天文台の観測成果については、変光星の部屋へどうぞ!
2012年、ついにNABGの冷却CCD(SBIG ST-7XMEi)を購入しました。

3.その他、気の赴くままに写真撮影

最初は眼視でいこうと思った天体生活ですが、私もご多分にもれず写真を撮るようになってしまいましたわっはっは
写真を撮るなら、銀河・星雲に限る!じゃないですが、主に銀河の写真をビットランの冷却CCDで撮像しています。
メシエ天体は、一応制覇したので・・・今度はNGC天体に移行しつつあります。
ただ、変人の写真撮影は変人らしくArp天体の写真が良いなぁと考えています。
(Arp天体とは、ホルトン アープさんという天文学者が発表した特異銀河(不思議な面白い形をした銀河)を集めたカタログにでている天体です)

他にも、本を見ながら興味のあるものをつまみ食いしています。
参考書籍は、地人書館「新訂 初歩の天体観測」と「星大百科事典」でしょうか?
星座の中にも、面白い星が隠れているんですね。
手塚治虫「ブラックジャック」に「六等星」という話がありますが、暗い星が注目すべき対象であることも珍しくはないかも・・・ですよ。

分光器による銀河の赤方偏移をみる(見果てぬ夢)

宇宙は広がっています。広がっている宇宙を証明したのはアメリカの天文学者エドウィン=ハッブルです。彼は銀河の赤方偏移を測定し、遠い銀河ほど私たちの銀河から遠ざかっていくことを証明しました。(彼の名前は、アメリカの打ち上げた宇宙望遠鏡の名称になりました。それだけでも彼の偉大さがわかるというものです)
元々私が美星天文台の操作資格を得ようとしたのも、これを自分の手で確かめてみたいということが始まりでした。
しかし、これが実現するのは・・・いつでしょうか?

My 天体観測所建設記
そもそもの始まり ドーム製作 渡り廊下施工 ドーム基礎 天文台建設 内装工事 観測機器設置 ドーム完成
完成後の天文台 遠隔操作 写真専用台設置 天文台大改修工事(1) 天文台大改修工事(2)
 観測紹介 変光星観測のすすめ MISAO Project追跡観測
ふっくんの星空散歩