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スタードームモモは、基本的にビクセンの望遠鏡(関連機器を含む)で構成されています。ただ、天文台建設に併せて、赤道儀はタカハシのEM200をスカイセンサー2000PCで動かせるように改造したものを用いています。
ここでは、主要機材の機器の概要と写真のみ紹介します。
R200SS反射望遠鏡
ビクセン製のベストセラー機です。
口径200ミリ・焦点距離800ミリのF4型で、重量も5キロ程度と非常に軽く扱いやすいのが特徴です。
私が現在持っている望遠鏡の中では、一番長いもので、屋外の頃より活躍していました。
これで見る、惑星や星団は非常に迫力があります。また800mmという焦点距離は(私にとっては)短すぎず、長すぎずといった感じで眼視にしても撮像にしてもそれなりに楽しませていただいてます。
VC200反射望遠鏡
ビクセン製。
口径200ミリ・焦点距離1800ミリのF9型です。焦点距離が長いので高倍率で見ることができますが、(眼視でみる)像は余りいいものではありませんでした(残念
)でも、コマ収差等は改善されており、宇宙深部の写真撮影用で購入しています。
写真については、それなりのものが撮れるという評判です。今後は星団の色指数の測定とか銀河の撮像・・・F値が大きいので、時間がかかりそうですね。・・・に使用予定です。実際のところあまり今は活躍していません。
FL102屈折望遠鏡
ビクセン製のフローライト屈折望遠鏡です。現在は生産が中止されています。
口径102ミリ・焦点距離910ミリのF9型です。色収差は殆ど目立たないので非常に良い望遠鏡です。
通常はお休み状態ですが、観望会等に出張します。やはり小学生には望遠鏡といえば屈折望遠鏡のほうが受けがいいみたいです。
80M屈折望遠鏡(下写真)
60ミリガイドスコープ
上記2本は、ガイド鏡として使用しています。80Mはビクセンの旧型80ミリ屈折望遠鏡で焦点距離910ミリ、もう一方は60ミリの焦点距離410ミリ屈折望遠鏡です。
通常は、ドーム内でビクセンのAGA-1及びB05-3MCCDカメラ(平成20年8月に引退、以後はWatec製WAT-902H
ULTIMATE
)と2.4倍レンズでガイドの役割を行っています。(60ミリガイドスコープはR200SSと一緒に写っています)
冷却CCD BJ32L BJ42L
現在使っている冷却CCDは上記2タイプです。
BJ32Lは最初に買った冷却CCDで80万画素、以前は星雲や星団の撮像用として使用していました。現在は後続のBJ42Lに譲りまして、星の色を測定するためのU,B,V,Rフィルター用のCCDとして使用しています。
観測という意味合いで、まだまだ活躍して欲しいものです。
もう一方のBJ42Lは写真撮像用です。400万画素である程度の視野がとれるのでかなり重宝しています。写真については、本HPの
天体写真館
で見てください。
オートガイダーAGA-1
ビクセン製。
実は、これはすごい優れものです。どうして製造中止になったのか教えて!ビクセン!これほど操作方法が易しくて、ある程度の精度があり(使い方によっては変に高価なガイダーよりよっぽど優秀!)
800mm程度の望遠鏡のガイドなら、本当にこれ1台で十分って感じです。
出力はテレビと同じなので、CCDを使ったオートガイダーのようにピクセル単位でのガイドは無理ですが、ガイド星をモニターで直接視認できて、設定までボタン3つ押すだけで完了というのは素晴らしいと思います。ぜひ、またの復活を楽しみにしています。
スカイセンサー2000PCコントローラ
ビクセン製。(前述しましたが私は基本、ビクセンです。)
いわずと知れた、ビクセンの傑作。(今は製造していません)下手な公共天文台のコントローラーよりは多機能なコントローラーです。
使い始めた頃は、その真価がよく分かりませんでしたが、最近観測という分野に入り込んでから結構使えるじゃないかと思っています。特に任意の位置(赤径・赤緯)に望遠鏡を移動させるのは、こいつじゃないとスムーズには行きません。他にも望遠鏡が向いている方向から任意の範囲にガイド星になる星や他の天体があるか探すことの出来る機能も痒い所に手が届くって感じです。製造中止になりましたが、まだまだ活躍して欲しいコントローラーでした。
ガイド星撮像用カメラ(Watec製WAT-902H
ULTIMATE
)
観測用には、先代のビクセン製B05-3Mではガイド星を見つけるのに結構苦労するので、最近防犯カメラなどで名を上げてきているWatecという会社のカメラを買いました。2009年8月現在、天文台赤道儀が修理中のため試験はしていませんが、5等星〜6等星のガイドは可能ではないかと期待しています。
このカメラ、本体は非常に小さいのが特徴です。また感度が恐ろしく高い。最低被写体照度は、0.0001Lux。前に使っていたカメラが0.05lxで3〜4等星まで何とかガイドできたので、理屈上は500倍暗い天体まで見られる。(ということは10等星前後???)また1/2サイズCCDを用いているのでガイド星が探しやすい。実際の観測レポートは9月に赤道儀が直ってからです。
測光用フィルター(U,B,V,R)
いわずと知れた測光用フィルターです。何も知らんうちに買ったのですが、Uバンド(紫外線バンド)は殆ど使用する機会に恵まれないうちに、CCDの下取りで売却しました。
B,V,Rcバンドは、
変光星の追跡観測
で、活躍中です。Iバンドはありません。
他にも、望遠鏡制御用のPC(富士通製)などがあります。ディスプレイにペンタッチで測定したい星や天体を指定できるので、非常に重宝しています。
また、2012年夏にようやくNABGの冷却CCDカメラ SBIGのST-7XMEiを購入しました。この購入までは、色々と紆余曲折があったのですが・・・これで測光用フィルターと併せて、学術的な観測のお手伝いができるようになったかなと一人自己満足しています。。。
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