やぎ座

やぎ座のモデルはギリシャ神話に出てくる牧神「パーン」といわれています。神々がナイル川の岸で宴会を開いていたとき、突然怪物デュボンが現れ、驚いた神々は動物に姿を変えて逃げました。パーンは魚になって逃げようとナイル川に飛び込んだのですが、あまりに慌てたため上半身はヤギ、下半身が魚というチンチクリンな姿で逃げたのです。その姿があまりに滑稽でゼウスはこの姿を星座としたと言われています。
不意な事態で、われを忘れることをパニックと言いますが、このパーンがそのいわれと言われています。
やぎ座は明るい星はありませんが、逆三角がしっかりしているので空の暗いところでは意外とわかりやすい星座です。